こんにちは、ブラックキャットです。
先日、キャピタルキャットの公開しているEA(自動売買システム)のランキングに異変を感じました。その出来事は、表向きのランキングの数字の裏側に潜む「闇」を明らかにするものでした。
CapitalCat Fiterの失踪
12月19日、市場は大きく上下に振れる乱高下の一日でした。この激しい動きの中、多くのEAやオープンチャットグループのメンバーがロスカットに追い込まれたとの話を耳にしました。そんな中、キャピタルキッズのランキングで目を引いたのは、いつも上位に名を連ねていた「CapitalCat Fiter」という口座が突然ランキングから姿を消していたこと。CapitalCat Fiterという口座は、前日までに脅威の月利50%に迫る49%だったことで、毎日の動向を気になって追っていた設定。
トップページを確認すると、キャピタルキャットの口座がプラス10万以上の成績を誇っている一方で、ランキングにCapitalCat Fiterは見当たらない。異常な状況に、私はキャピタルキャットに直接問い詰めることにしました。
問い詰められたキャピタルキャットの告白
「何か不正が行われているのではないか?」と迫る私に対し、キャピタルキャットは次のように説明しました。
- CapitalCat Fiterは、350pips幅・1.9倍の高リスク設定で実験的に運用されていた。
- 12月19日の運用成績では、他の口座の合計で一時25万円以上の収益を上げていたが、深夜に市場が逆行。
- その結果、CapitalCat Fiterのみ-12万円のロスカットとなり、成績が急落してしまった。
- CapitalCat Fiterの結果は、失敗に終わったが実験という意味では意義のある実験だった。
さらに、ランキングから消えた理由については、単なる集計ルールの都合によるもので、不正ではないと説明されました。
ランキングの仕組みと「闇」
キャピタルキャットの話を聞いて、私はランキングの構造的な問題に気づきました。それは、**ロスカットを隠すための巧妙な仕組みではないのか?**という疑念です。
- ランキングの表示は「プラス成績の上位」だけを取り上げる仕組み。
- ロスカットなどのマイナス成績は集計に含まれないケースがある。
- 成績上位の設定が「理想的な条件」で運用された結果を示しており、現実のリスクが反映されにくい。
これは、ランキングを見た初心者投資家が「成績の良いEA=安全」と誤解しやすいという点で問題を孕んでいます。
キャピタルキャットの反論
問い詰める私に、キャピタルキャットは真摯な態度でこう反論しました。
「ランキングは、あくまで運用成績が優秀な設定を参考にしてもらうために公開しているもの。不正や隠蔽の意図はない。利用者が自らリスクを理解し、判断するためのツールとして提供しているんだ。」
彼の言葉には説得力がありました。ランキングそのものに悪意はなく、透明性を高める意図があるのも事実。しかし、情報を受け取る側にとっては、リスクの側面をもっと明示する必要があるのではないかと感じました。
まとめ:ランキングを見るときの注意点
この出来事を通じて、私が感じたことは次の通りです。
- ランキングは参考程度に:上位のEAの設定が必ずしも安定しているわけではない。
- リスクを見極める:EAの設定値や運用方針、過去の成績を詳細に確認すること。
- 自己責任を意識:運用を任せる以上、リスクを取るのは自分自身。
キャピタルキャットのランキングは、正しく活用すれば投資のヒントになりますが、そこに隠されたリスクを忘れてはいけません。これからも、ランキングの「光」と「影」を見極めながら、慎重に投資を進めていきましょう。
ブラックキャットでした!
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