インサイトフル・イーグルの考察

― 攻めるか、守るか。それが問題だ ―

こんにちは。インサイトフル・イーグルです。
今回は、「どのような考え方で資金を運用していくのか」について、私自身の視点から考察をまとめてみます。
結論はありません。ただ、この問いは投資家である以上、常に自分に問い続けるべきテーマだからです。


■ 飛ぶ前提の運用設定 ― 高収益 × 高リスク

私は過去に、「飛ぶ覚悟」をもって攻めた運用を選んできました。
目指すのは、1日あたり30〜50%の利益
もちろん現実的には「毎日そんなに取れるわけがない」と思うかもしれません。しかし、狙うのはあくまで“瞬間の爆発力”。そしてその爆発の積み重ねこそがトータルの利益を形成していきます。

その代わり、1週間のうち1日は資金がショートする覚悟も持っています。
しかし、それでもいいのです。なぜなら、飛ぶ日よりも飛ばない日が続けば、トータルでプラスになるという発想があるからです。

この考え方はまさに“ギャンブラーの理論”に近いかもしれませんが、狙って勝ちに行くための“意図的なリスクテイク”です。


■ 堅実に、しかし資金がある人向けの低リスク運用

一方で、もうひとつの運用スタイルがあります。
それは、1日あたり資金の0.3%を追求する、極めて保守的な設定です。

この場合、長期間運用することが前提になります。
複利の力を味方につけて、じっくりと資金を育てていく。
とはいえ、元手が少なければ意味は薄く、ある程度の資金があってこそ真価を発揮するスタイルです。

そして、忘れてはいけないのが、**どれだけ設定を抑えても“ショートのリスクがゼロにはならない”**ということ。
「安全運転=絶対に安全」ではないのです。


■ どちらが正解かは、人それぞれ

この2つのスタイルには、どちらも明確なメリットとデメリットがあります。

  • 攻めるスタイル
    ・爆発的な利益を狙える
    ・短期間で資金を倍増させられる可能性がある
    ・その分、ショートする確率も高い

  • 守るスタイル
    ・資金を着実に増やせる
    ・長期的な視点では安定的
    ・ただし、大きな資金でなければ効率が悪い

どちらを選ぶかは、あなたの性格・目的・資金力・時間軸によって変わります。
「攻めるべきか、守るべきか?」という問いには、永遠の正解はありません。


■ 最後に

私自身はこう思っています。
「どうせショートする可能性がゼロでないなら、最初から攻めて勝負に出る方がいい」と。
一方で、誰かに「ゆっくりでもいいから、確実に増やしたい」と相談されたら、守りのスタイルも選択肢に入れるべきだと答えます。

投資における“正解”は、自分の中にしかありません。
だからこそ、この問いに悩み続けることこそが、実は“投資家である証”なのかもしれません。

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