こんにちは、キャピタルキャットです!
今回は、LineTradeExpertをご利用の皆さんに向けて、裁量ボタン「追加」の使い方について、具体的な事例をもとに解説いたします。特に、SELLでのナンピンが続いている状況での操作方法に焦点を当て、メリット・デメリットも合わせてご説明します。
■ シナリオ:SELLでのナンピンが続く局面
以下のチャートをご覧ください。
- チャート状況:
- 一度頂点まで上昇した後、下落が始まる雰囲気が見受けられます。
- 証拠金維持率は十分な余裕があり、ここでは11000%を確認しています。
このような状況では、将来的に価格が下がると予想して、裁量操作でナンピンを仕掛けるために「追加」ボタンが有効となります。
なお、「追加」ボタンを使用する際は、証拠金維持率が少なくとも3000%以上あることを推奨します。
■ 「追加」ボタンを押した後の変化
ここで実際に「追加」ボタンを押すと、チャート上では次のような変化が起こります。
- 証拠金維持率の低下:
- 操作前は11000%だった証拠金維持率が、操作後は約7100%に低下。
- ポジション数量の増加:
- 例として、L:900012_14の数量が2.11から3.27に増加。
- 決済価格の変化:
- ナンピン操作前は決済価格が2858.77ドルだったのが、操作後は2860.20ドルまで上昇。
この「追加」操作により、もし相場がその後下落しても、決済価格が2860.20ドルに下がれば利確できる状態に近づくというメリットがあります。
■ 「追加」ボタンのメリットとデメリット
メリット
- 利確条件の緩和:
追加でナンピンを入れることで、相場が下落しても、より高いレート(この例では2860.20ドル)まで下がれば利確可能となるため、多少の反発幅があっても利益確定の条件を整えることができます。 - 証拠金維持率の余裕を活かす:
余裕のある証拠金を活用して、ナンピン戦略を実施できるため、平均取得価格の引き下げが期待できます。
デメリット
- 予測の失敗リスク:
下落するとの読みが外れ、相場がそのまま上昇してしまった場合、追加でナンピンを入れた分、ロスカットに近づくリスクが生じます。 - 証拠金の減少:
追加操作により証拠金維持率が下がるため、急激な相場変動時に追加資金の必要性が高まる可能性があります。
■ 操作前に確認すべきポイント
「追加」ボタンを押す前に、以下の点を必ずチェックしてください:
- 証拠金維持率:
- 現在の証拠金維持率が3000%以上あるかどうかを確認してください。
- 相場の状況:
- チャート上で頂点に達し、下落の兆しが見えるか。
- 市場ニュースや経済指標の発表など、相場の動向に大きな要因がないかを確認します。
- 損切りと利確の条件:
- 現在のナンピンの設定や、何ドルまで下がれば利確できるか、損切りしてもトータルでプラスかどうかを再確認してください。
■ まとめ
「追加」ボタンは、SELLでのナンピンが続く中、下落相場を予想して追加ポジションを入れるための強力なツールです。
- メリット:平均取得価格の引き下げ、利確条件の整備
- デメリット:予測が外れた場合のロスカットリスク、証拠金の減少
操作する際は、資金管理シートで現状をしっかり確認し、慎重に判断してください。常に市場の動向と自分のリスク許容度を把握し、冷静なトレードを心がけましょう!
この説明の為にエントリーしたポジションは?果たして・・・
さらに上に行ってしまい・・・14回までいってしまいました。
判断は慎重にしましょう。
これからも、皆さんの健全な投資運用をサポートします。
キャピタルキャットでした!
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